オリックス高卒2年目の斎藤響介投手(19)が宮崎春季キャンプ初日の2日、ブルペン入りした。

1軍主体のAグループからのスタート。森友哉捕手に投じた約30球は「なかなか強く投げられた」と全開に近い出力だった。全体的なバランスが取れた投球が持ち味の右腕。今回は中でもカーブにテーマを置いたという。「去年の秋のキャンプから少しずつ力を入れている。今は少しコントロールは悪いけど、キレは悪くない」。岩手・盛岡中央時代にも投げており「カーブの調子がいいと、真っすぐもそのぶん伸びてくる感じがある。いろいろ緩急をつけたい」と狙いを語った。

昨季は高卒1年目ながら9月26日の西武戦でプロ初登板初先発。4回無失点に抑え、今後に大きな期待を抱かせた。山本由伸と山崎福也が抜けた投手陣の中で、次のブレーク候補と呼び声が高い。「やっぱり耳には入ってくる。頑張りたい。少しでも戦力になれるように」と意気込んだ。

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