ソフトバンクに西武からFA加入した山川穂高内野手(32)が19日、春季キャンプ休日を2クール連続で返上した。

昼前にチームのキャンプ地、宮崎市内の室内練習場に同郷のリチャード内野手(24)と姿を見せた。練習は非公開で行われ、マシン打撃などで軽めに汗を流した。「ちょっと普通にトレーニングもして、打撃もして。汗をかく程度に」と振り返った。

14日にもリチャードと2人で休日を返上し、バットを振り込んでいた。

「慕ってくれてますんで。『練習に行こうよ』とか誘いやすいですし、それが彼にとってもいい方向になればいいなと思ってます。1人で(練習を)やると、変な話、寂しいじゃないですか。シーズン中とかは1人でやることも多かったですけど、同じ練習でも有意義にできるのでいいかなと思います」

打撃練習中はリチャードと打撃談議も交わした。山川は「雑談です」とはぐらかしたが、リチャードは「雑談ではないです。金言です」と言い切り、内容については「言えないですね。休日返上しているので世に出回ってしまえば、自分の苦労が台なし」と力を込めた。