阪神佐藤輝明内野手(24)が27日、プロ4年目の春季キャンプを打ち上げた。沖縄・宜野座での1軍キャンプ地でフリー打撃などをこなし、沖縄での全日程を終えた。「充実したキャンプを過ごせたと思います」と晴れやかな表情だった。

キャンプ初日から三塁の特守に励んだ。26日まで計8回やり抜き、特守の総練習時間は515分に達した。「練習時間はバッティングよりも守備の方が、一番割いたので。それも初めてだったので、しっかり考えながら、いっぱい受けて上達したんじゃないかなと思います」と手応えありだ。

今春の実戦は18打数9安打、2本塁打で打率5割。「キャンプの中でも調子悪い時があったので、そこでどう修正するかいうのは、何個かポイントを見つけられたのでよかった」。3月からはオープン戦も本格化。「開幕まで1カ月を切ってくるので、バッティング、守備の両方でもっともっと結果を残せるように頑張っていきたい」と力強く言い切り、帰りのバスへと乗り込んだ。

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