楽天入江大樹内野手(21)が2月29日、1軍に合流した。

入江は20年、ドラフト5位で入団。プロ3年間でまだ1軍出場はないものの、昨季は2軍で107試合に出場し、3本塁打、38打点をマーク。成長の兆しを見せていた。1軍に合流した4年目の今季、チャンスを必ずものにする。

昨年は今江敏晃監督(40)がネクストブレーク候補として入江の名前を挙げ、「振っていけるタイプ」と評価。右の強打者候補は、今季初の練習試合となった2月21日オリックス戦で「1番遊撃」で出場。「今まではバットを立てることが多かったが、ちょっと寝かせたりしている」とフォーム修正が奏功し、4打数4安打をマーク。すべてが中前安打の大暴れだった。入江は「2軍の結果を見ていただいて呼んでいただけたので、そこは自信にしながら、結果で呼んでよかったと思っていただけるように頑張りたい」と語り、身の引き締まる思いでサバイバルに挑む。

今後に向けては「結果を残さないといつ落ちるか分からないので、毎日が勝負だと思って頑張りたい」。1軍残留を果たすため、1試合1試合、得たチャンスをものにしていく。【濱本神威】

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