日本ハムは1日、札幌市内で「北海道日本ハムファイターズ 2024シーズン開幕スペシャルパーティ」を開催した。日本ハムグループ取引先や報道関係など204人が参加し、チームからは新庄剛志監督(52)ら1軍の首脳陣と選手が出席した。

花束贈呈で登場したのは、北海道・幕別町出身で18年平昌五輪のスピードスケート女子で2冠に輝いた高木菜那さん(31)。新庄監督に花束を贈呈すると、球団からのプレゼントでチームマスコットのフレップの特大ぬいぐるみが新庄監督から手渡された。

そのフレップの特大のぬいぐるみを抱えたまま、高木はチームへエールを送った。

「みなさん、こんばんは。元スピードスケーターの高木菜那とミニフレップ君です。本日は北海道出身のアスリートとして、このような会に参加できたことを本当にうれしく思います。選手の皆さんは沖縄のキャンプを経て、開幕に向けてコンディショニングはバッチシだと思います。ですが、野球のシーズンはスピードスケートと違い、試合数が多かったりとか、シーズンが長いので、いい試合があったり、いいパフォーマンスができる時もあれば、きっとうまくいかない時、どんなに頑張っても、どんなに努力をしても、うまくいかない試合の時も、きっとあると思います。ですが、そんな日々努力してきたことを、夢に向かって、どんなにつらいこともあきらめずに1歩1歩、前に進んできた日々っていうのは絶対にチーム、そして自分の力となり、自分を支えてくれるものになると私は信じています。2024年シーズン、新庄監督を信じ、コーチを信じ、仲間を信じ、そして本日ここにお集まりの皆さまの支えや応援を力に変えて、優勝に向かって頑張ってください。私も、このミニフレップ君と一緒に応援しています。ありがとうございました」

特大ぬいぐるみのミニフレップ君とともに、日本ハムを激励した高木に大きな拍手が送られた。

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