育成から支配下登録された山田遥楓内野手(27)が12日、静岡県内で会見に臨んだ。年俸は育成時代と同じ800万円(金額は推定)。背番号は「005」から「42」へ変更となる。山田は「結構いきなりだったんで、びっくりはしたんですけど、スタートラインというか、これでやっと1軍の舞台で戦えるっていう条件が整った感じなんで、ここから本当に勝負だなっていう気持ちですね」と力を込めた。

2月の沖縄キャンプは1軍で完走。3月上旬のオープン戦期間は2軍でプレーしていたが、この日から1軍に再合流した。「今日からまた再昇格で1軍だったんで、監督室にあいさつに行った時にいろいろ(今江)監督から話をもらって、最後出る時に『ちょっと待って』と言われて、(42番の)ユニホームをパッと渡されて、『えっ』みたいな。びっくりしました」とサプライズがあったことを明かした。

チーム内では元気印としての地位を確立し、主戦場の遊撃だけでなく内野の全ポジションでプレーできるところが持ち味だ。「声っていうところはすごく他の選手に負けないところであって、守備力っていうのも他の球団でも守備固めだったりで出てきたところではあるんで、そこは自信を持っていきたいなと思っています」と話した。

【関連記事】楽天ニュース一覧