楽天荘司康誠投手(23)が、先発予定だった16日ヤクルト戦(神宮)の登板を回避することが13日、明らかになった。9日日本ハム戦(静岡)で5回を投げる予定も、右膝の違和感で1回終了時に緊急降板。11日に都内病院で右大腿(だいたい)骨滑車部骨挫傷と診断されていた。今江監督は「完全に動けないってわけじゃない。ただ、ちょっとやりすぎるとリスクも多少やっぱりあるんで。(登板を)1週飛ばします」と明言した。

今後は1軍に同行しながら次回登板に向けて調整するという。指揮官は「様子を見て、しっかりリハビリというか、1週空けて、その次の登板に向けてしっかりと、そこでなんかあったら、もちろんもう1回飛ばすことになるだろうし、そこを目指してやるような形」と話した。

荘司は開幕2戦目となる30日西武戦(楽天モバイル)の登板が有力視されている。永井投手コーチは「(2日広島戦で)5イニングは投げてくれているので、球数的にはこちら的にちょっと心配はないってところで。1回飛ばしても、まだ十分間に合いますし、本当に大事を取ってというところです」と説明。来週23日巨人戦(東京ドーム)で登板できれば、開幕2戦目のマウンドに立つ可能性は十分ある。

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