広島が堂林の先制ソロ、レイノルズの来日初本塁打となる2ランなど一発攻勢で序盤に3点を先制。終盤もつないで追加点を奪った。オープン戦初登板の先発大瀬良は最速151キロを計測するなど3回無安打無失点。昨年10月末の右肘クリーニング手術から復活を印象づけた。高卒2年目斉藤、ドラフト3位滝田が地元北海道で凱旋(がいせん)登板した。新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。

-大瀬良投手がオープン戦初登板で3回無安打無失点

新井監督 ナイスピッチングでしたね。何も言うことはございません。ナイスピッチングです。

-真っすぐの球速も出ていた

新井監督 ここまで(昨年10月の)3回目の手術から段階を踏んできて、彼本来の球が行っているんじゃないですか? 彼も手応えがあると思うし、順調です。ナイスピッチングです。

-段階としてはリハビリではなく、ほかの投手同様に通常にしていく段階か

新井監督 そうだね。そこも慎重にね。今日投げ終わった段階ではまったく問題ないということなので、また明日の反応をトレーナーから聞いて。でも、問題ないと思う。

-開幕ローテ入りは決まりか

新井監督 当然。彼の場合は肘の具合だけ。体が万全であれば当然でしょう。

-レイノルズ選手に来日1号

新井監督 いいね、いいホームランだったね。ここ数試合いいものを見せてくれているので、いい反応を見せてくれている。初見のピッチャーにもアジャストしていくことができていると思います。

-コンタクトできる上、長打もある。中軸を期待か

新井監督 もちろん。今日も昨日も4番で、4番の候補でもあるし、今日(ホームランを)打った堂林ももちろんそこの候補でもある。すべての選手にいろんな可能性があると思って見ています。

-斉藤投手が素晴らしい投球

新井監督 ナイスボールだったね。力強い、彼らしい真っすぐ。前回登板が沖縄のジャイアンツ戦だったかな。(そのときよりも)はるかに良かった。腕の振りもね。彼はこれからのピッチャー。今日は本当にいいピッチングを見せてくれたので、次にステップアップするための自信にしてもらいたいですね。

-滝田投手は初めて複数イニングを任せたが

新井監督 緊張もあったと思う。彼にとっては、このエスコン(フィールド)というのは憧れの球場。大学時代に頑張ってバイトしながら学生生活を過ごしていたので、すごく緊張もあったと思う。彼も、斉藤と一緒でこれからのピッチャー。ブルペンで何十球投げるよりも、オープン戦とはいえ、この1軍のマウンドで投げるというのは彼にとってすごくいい経験だと思う。また頑張ってもらいたいなと思います。

【関連記事】広島ニュース一覧はこちら―>