ヤクルト石川雅規投手(44)が、開幕3戦目の31日中日戦(神宮)に先発する可能性が18日、浮上した。

この日、神宮こぶしの先発練習は石川の他、19日の日本ハム戦に先発する小沢、20日の同戦に先発する高橋、22日の西武戦に先発するサイスニード、前日17日に1、2軍でそれぞれ先発したヤフーレ、ロドリゲスのリカバリー組の6人が参加。高橋と同じ登板2日前調整の石川は、20日のイースタン・リーグ日本ハム戦に先発するとみられる。結果次第ではあるが、中10日で「3・31」を迎えられる。

ここまで2月24日の阪神戦で今季初実戦を迎え、2回22球無安打無失点。そこから中12日で3月8日阪神戦に登板し、2回2/3を67球、9安打5失点。今回は中11日で3度目の実戦を迎える。既に開幕投手はサイスニードが濃厚だ。2戦目は16日楽天戦に先発した吉村が有力で、次回は23日西武戦を経て、再び中6日で30日に回る模様だ。

球界最年長44歳の石川は体の状態を考え、昨季までも登板翌日に抹消し、最低でも中10日以上を空けてきた。開幕カードで先発が実現すれば、尊敬する山本昌に次ぐ歴代2位の年長記録。勝利すれば、山本昌超えの最年長記録となる。本拠地で開幕する24年。ファンの大声援を味方に、残り15勝の200勝へ歩みを進めたい。

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