先発6番手を狙う先発玉村昇悟投手(22)が1回に失点しながらも、5回1失点にまとめた。打線は1回に好調小園が先制ソロを放ち、5年ぶりにベルーナドームでのプレーとなった秋山も二塁打を記録した。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。

-玉村投手は立ち上がりから修正した

新井監督 尻上がりに良くなって、ナイスピッチングだったと思います。要所でいいスライダーが決まっていたと思います。

-玉村投手は立ち上がりは課題も、修正能力は良さ

新井監督 立ち上がり(が課題)というのは本人もよく分かっていると思う。尻上がりに良くなって、彼のいいところはゲームをつくれるところ。ナイスピッチングだったと思います。

-残り1枠の争いは、3投手が好投でうれしい悩み

新井監督 今日のタマ(玉村)の内容も含めて。アドゥワにしても、黒原にしても、タマにしてもすごくいいものを見せてくれているので、しっかり考えたいです。

-早いうちに決めたいと言っていたが、次回登板まで決断を遅らせる可能性は

新井監督 それは(ない)。もう開幕が近くなって、調整もあるから。今日しっかり考えたいなと、悩みたいなと思います。

-打線では1回に小園選手が先制ソロ

新井監督 いつも言っているけど、ずっといい。昨年の経験を踏まえて、また今年はもう1つ上の小園が見られるじゃないかと期待しています。

-秋山選手はこの球場は特別。初回の守備もさすが。

新井監督 彼にとっては若い頃、慣れ親しんだ球場だし、久しぶりでしょう。久しぶりに帰ってきてプレーして、昔を思い出したと思うし、今日もナイスヒットだったし、ここまでいい調整ができているんじゃないですか。

-今日、おっと思った選手は

新井監督 みんなそれぞれに収穫があったと思うんですけど、塹江が前回マツダで久しぶりに本人も納得していない内容だったと思うので、今日どんなピッチングするのかなと思って楽しみに見ていたんですけど、しっかりと修正して、切り替えてマウンドに上がれているのが収穫かな。いつも言っているように、投手も野手もうまくいかなかった次、ミスをした次を見ている。

【関連記事】広島ニュース一覧