阪神が19日のソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)以来となる3勝目を挙げた。

先制点は左翼レギュラー争い中の前川右京外野手(20)のバットから生まれた。初回1死一塁。カスティーヨの147キロ直球を捉え、左中間へ先制の適時二塁打。3試合ぶりの安打で「3番右翼」のスタメン起用に応えた。

4回に糸原の中犠飛で1点を追加し、5回は島田の二ゴロの間に3点目を追加。そして2点差に詰め寄られて迎えた6回、佐藤輝明内野手(25)がオリックスの先発カスティーヨの2球目、131キロの変化球を完璧にとらえオープン戦3号ソロを放った。

この日は右足を痛めていた阪神森下翔太外野手(23)と下半身の張りを抱える大山悠輔内野手(29)がベンチを外れたが、梅野隆太郎捕手(32)が6回から「7番捕手」で途中出場し、1軍復帰。快音が止まっていた中野拓夢内野手(27)は初回に35打席ぶりの安打を放つなど、明るい材料もあった。

先発の大竹耕太郎投手(28)は、5回1失点と上々の投球。先発予定だったこの日の2軍戦が雨天中止となったため、6回から登板した門別啓人投手(19)は、2回2安打1失点だった。

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