DeNAのルーキートリオの開幕1軍が決まった。雨のため横浜スタジアムの室内練習場で行われた全体練習前、三浦大輔監督がドラフト1位の度会隆輝外野手(21=ENEOS)、同2位の松本凌人投手(22=名城大)、同4位の石上泰輝内野手(22=東洋大)の開幕1軍を明言。新人3人の開幕1軍は21年の入江、牧、池谷以来3年ぶりとなった。

練習前には史上2人目の新人でのオープン戦首位打者を獲得した度会を呼び「(開幕戦)1番でいくから。隆輝らしく頑張りなさい」と託した。指揮官は「超一流選手の階段を駆け上がってほしいと思いますし、それだけのものを持っていると感じます」と最大級の賛辞を送った。度会も「光栄なこと。オープン戦以上の結果を残せるように頑張ります」と力を込めた。

石上はオープン戦で打率3割7分2厘の打撃と12球団トップの5盗塁でアピール。遊撃での開幕スタメンの筆頭候補で「ホッとしました。何事もがむしゃらに頑張っていきたい」と引き締めた。変則サイドスロー右腕の松本凌はオープン戦4試合で防御率2・25と中継ぎとしてアピール。「闘争心むき出してやっていきたい」と気合をにじませた。ハマの新人黄金トリオが今季のチームを支えていく。【小早川宗一郎】

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