ロッテは逆転負けを喫し、開幕カードを1勝2敗で負け越した。

2-1で迎えた9回1死一塁。益田直也投手(34)から日本ハム田宮が右中間へ放った打球を捕球しようと中堅・和田康士朗外野手(25)と右翼・山口航輝外野手(23)が交錯し、落球。記録は三塁打となり、同点に。益田は直後に水野から右前打を浴び勝ち越しを許した。吉井理人監督(58)は「ああいうのはしょうがないです。お見合いして落とされるより、突っ込んでいって落とす方が全然いい」と話した。

流れが変わった場面があった。直前の8回の攻撃。1死一、三塁で佐藤都志也捕手(26)のセーフティースクイズが決まらず捕邪飛となり、追加点の好機を逃した。指揮官は「自分のせいで、8回のセーフティースクイズのところも左(左腕の北浦)対左(左打者の佐藤)で一塁側にバントするのって結構難しいんですけど、佐藤ならできると思って出した。ああいうところで難しいかなと思いながらやってて失敗したので、ああいうので流れ変わっちゃった」と悔やんだ。「今日は選手達はよく頑張ってくれたんですけど、私の作戦失敗で負けました。また頑張ります」と選手をねぎらった。

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