日本ハム北山亘基投手(24)が継続していたノーヒットノーランが、7回1死一塁、打者21人目で止まった。

初回から快投を見せ、7回1死まで完全投球を続けたが、小深田に四球を与えて初めての走者を背負うと、続く小郷に一、二塁間を破られ、右前打を浴びた。さらに浅村に左前適時打を浴びたところで降板。6回1/3を投げ、2安打1失点だった。

「今季初登板の緊張感の中で、試合を作ることができてよかったです。ただ最後は体力的に課題が残ったので、次回は任されたイニングを投げ切れるように、しっかり練習したいと思います」

この日の北山は、1回先頭の茂木を154キロ直球で空振り三振に仕留めると、3回打者9人を追えた時点で7奪三振と楽天打線を圧倒。5回1死、島内に左翼フェンス手前まで運ばれる大飛球の左飛に、マウンド上で思わず「あぶねー」と口元を動かしたが、その後も順調にアウトを重ねていった。

 

北山の投球内容

【1回】

茂木 三振

小深田 三振

小郷 三飛

【2回】

浅村 中飛

島内 三振

阿部 三振

【3回】

辰己 三振

石原 三振

村林 三振

【4回】

茂木 左飛

小深田 中飛

小郷 投ゴ

【5回】

浅村 三振

島内 左飛

阿部 三振

【6回】

辰己 一ゴ

石原 三振

村林 遊ゴ

【7回】

茂木 一ゴ

小深田 四球

小郷 右安

浅村 左安

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