日本ハム万波中正外野手(23)が、節目づくしの大暴れでチームに今季の本拠地初勝利をもたらした。「3番右翼」でフル出場し、1回に先制打を放つと5回には左中間へ今季1号3ラン。自身にとっては3番初アーチで、史上最年少での全打順本塁打を達成した。さらに、この1発が昨季開業したエスコンフィールドの記念すべき通算100本塁打目。主砲が一気に、お目覚めだ。

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▼万波が今季1号。先発3番では通算11試合目で初の1発だ。通算45本塁打の打順別の本数を出すと

打順=1、2、3、4、5、6、7、8、9、途中出場

本数=6、2、1、5、20、3、4、1、2、1

これで全打順本塁打を達成した。全打順本塁打は22年6月1日中村奨(ロッテ)以来でプロ野球23人目。万波は23歳11カ月で、58年9月4日三宅秀(阪神)の24歳4カ月を抜いて全打順本塁打達成の最年少記録となった。

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