10日に連続試合完封負けを4で止めた広島が、若手の活躍と好守備で阪神に競り勝った。9回に田村の一打で勝ち越しに成功。守備でも秋山や久保、上本が好守備を見せた。借金1とし、4位に浮上した。新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。

-田村が最後打った

「あの場面で本当によく打ったと思います」

-直球を負けずに打ち返した

「もともと速い真っすぐに振り負けない力はある選手。ここ数試合、速いまっすぐに差し込まれていたので、今日試合前に室内でバッティングコーチと打ち込みして、それがよかったと思います。1打席目から内容もよかったのでね」

-大瀬良がテンポのいい投球をした

「大地本当にナイスピッチングだった。アツ(会沢)も本当にいいリードをした。今日はね、本当に田村もよく打ったけど、本当に守り勝った試合だと思います。バックも再三の好守で。(久保)修もそうだし、アキ(秋山)もね。すごいプレーで。みんなの力で守り勝ったいいゲーム」

-0-0から勝ちきってチームも成長するのでは

「接戦をモノにできるっていうのは、チームに力がついてくる。それだけしびれた展開で打席にも守備にも、マウンドにも上がってね。そういう展開で勝ち切れるっていうのは、チームが力をつけてくれると思います」

-秋山の途中交代は打席でのファウルが当たった影響か

「左側に、思ったより腫れてたから代えました」

-あす以降は様子を見て。

「様子を見て、また」

-打線が本調子ではない中で、勝ち越せた。

「やっぱりそこは、ピッチャー中心にバックもしっかり守ってくれているから、こういう展開に持ち込めているわけでね。あとは、先発ピッチャーに勝ち星を付けてあげられるように、頑張りたいと思います」

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