オリックスが点の取り合いに敗れ、今季初の貯金1を逃した。先発の山下舜平大投手(21)が大誤算だった。1回に制球が定まらず、3四球に2本の適時打で2点を献上。その後も不安定な投球が続き、3回には近藤に2ランを浴び、4回には山川に3ランを被弾。自己ワーストの8失点と厳しい内容だった。

打線は2回に頓宮裕真捕手(27)の3号ソロが飛び出し、3回にはレアンドロ・セデーニョ内野手(25)の5号2ランで一時は逆転。再逆転されて4点を追いかける形となった5回にも頓宮の適時打、6回は紅林弘太郎内野手(24)と若月健矢捕手(28)の適時打で1点差まで追い上げた。

そんな反撃を見せたが序盤の大量失点が響き、最終的には競り合いをものにできなかった。前日18日には楽天に快勝で3カード連続の勝ち越し。開幕2戦目以来となる勝利5割復帰を果たした。そして乗り込んだ福岡でカード初戦を落とし、再び借金1となった。

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