「8番度会」がいきなり快音を響かせた。DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21)が、22試合目でプロ入り後初めて1番を外れた。ここまで全21試合に「1番右翼」で先発してきたが、この日は「8番右翼」でのスタメンとなった。

すると2回2死の第1打席、巨人戸郷の高く浮いたフォークを逆方向にはじき返した。左前への鋭い当たりで15打席ぶりの安打を決め、一塁ベース上で喜びの感情をあらわにした。巨人戸郷からはこれで4打数3安打となった。

度会はセ・リーグ史上初の新人での開幕から2戦連発アーチをかけるなど鮮烈デビューを飾るも、徐々にプロの1軍投手の壁に苦しみ、打率は低下。試合前時点で直近14打席安打がなく、打率2割2厘だった。

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