楽天田中将大投手(35)が1軍復帰へ、いよいよ近づいた。
4日のイースタン・リーグDeNA戦(横須賀)に先発し、5回2/3、8安打2失点。目安の100球を超える102球を投げ、最速は146キロだった。
2死からの失点や四球を反省しつつ「ストレスなく抑えられたイニングは少なかったけど、その中でしのぎながら100球をクリアできた。ステップとしては良かった」とうなずいた。
むしろ、走者を出しても大崩れしなかったのは収穫だ。毎回の7奪三振。初回1死一塁、伊藤を2球で追い込むと、3球目のインハイ143キロで空振り三振。「良かったがゆえのズレ。もっといいものを投げようと」。さらに上を求められる段階にまで戻っている。
昨秋に右肘をクリーニング手術し、8月7日の富士大戦で1回を投げ4カ月半ぶりに実戦復帰した。その後は2軍戦で3回途中、5回途中、この日の6回途中と着実に前進。1軍復帰の見通しは「僕には分かりません。僕は試合に向けて準備する」と答えたが、首脳陣には青写真がある。1軍のチーム練習後、青山投手コーチは「明日、明後日の状態」「先発も競争」「本人、監督とも話して」と条件を出した上で「そこがクリアできれば、逆算して、ここというところも考えてはいる」と明言した。
田中将も100球を投げたことで「リハビリ登板は、もうないかな」と言った。次はガチンコ勝負でOK。ならば“ここ”はいつか? CS争いが大詰めへ向かう中、14日から本拠地で5連戦が控える。復活舞台は仙台が自然。最短9月中旬、杜(もり)の都でマー君を見たい。【古川真弥】



