未来のエースが“朗希超え”を誓った。ロッテのドラフト1位、健大高崎の石垣元気投手(18)が27日、群馬・高崎市内のホテルで球団と交渉し、新入団選手では最高条件となる契約金1億円プラス出来高払い、年俸1600万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。背番号は、球団OBで憧れのドジャース佐々木朗希投手(24)がロッテ時代につけていた「17」に1を加えた「18」に決まった。

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並ぶのではなく、超えるのだ-。高校NO・1の最速158キロ右腕、健大高崎の石垣元は、プロとしての覚悟を背番号に込めた。高崎市内のホテルで行われた契約会見。「来年までには160キロをまず投げたい」。大志を抱いて、真新しいピンストライプに袖を通した。間もなく、背中に背番号18が入る。10月24日の指名あいさつの時点では、24年までドジャース佐々木がつけていた「17」を希望していた。だが、次第に心変わり。

石垣元 17と言ったら佐々木朗希投手が定着しているのもあって。だったら自分は1個上をいって、ロッテの18といったら自分と言ってもらえるようになりたいと思ったので、18を希望しました。

熱い思いを、球団に伝えた。憧れの選手がつけていた17か、それに1を加えた18か-。「結構迷っちゃいました」。指名あいさつから数日後、一般的にエースナンバーとされる「18」を背負う決意を固めた。「18番はエースナンバーでもあると思っているので、18番と言ったら自分と言ってもらえる選手になりたい」と意気込んだ。

球団の期待の大きさが、契約金と年俸にも表れている。新入団選手で最高条件となる契約金1億円プラス出来高払い、年俸1600万円で仮契約。高卒では20年高橋宏斗(中日)以来で、球団では19年佐々木以来となった。

契約会見では終始緊張した面持ちだった石垣元。契約金の使い道については「今まで迷惑をかけてばっかりだったと思うので、いろいろ疲労を取れるようなものをプレゼントしたい」と、両親への感謝を口にした。父和人さん(46)は「小さい頃は幼稚園から毎日、電話がかかってきていましたね」と振り返る。活発でやんちゃだった少年時代。「そのまま成長しましたね。3度の飯より野球が好きでした」。野球小僧は、立派なドラフト1位に成長した。未来のエースは「球界を代表する投手になりたい」と、プロへの第1歩を刻んだ。【星夏穂】

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