ソフトバンクの大津亮介投手(27)が奪三振ショーを演じ、北九州開催で今季2勝目を手にした。
「本当にいいピッチングができた。自分のボールを信じて、低めに丁寧に投げられたと思う」
序盤3イニングで計5点の援護を受け、立ち上がりからリズムよく腕を振った。7回を4安打無失点。真骨頂の制球力もさえ、無四死球と言うことなし。両翼約92メートルの地方球場マウンドで1発を警戒しながら徹底して低めに集める。直球も走り、多彩な変化球で緩急もつけた。初回先頭、小郷からの空振り三振を手始めに楽天打線のバットはクルクルと回り続けた。毎回の計11奪三振だ。プロ入り後初めての2ケタ三振を奪い「そんなに取っていたんだ…って感じ」。本来は打たせて取るスタイルなだけに、自身もびっくりの快投劇だった。
今季はここまで3試合に先発し、全てクオリティースタート(6回以上自責3以下)と安定感は抜群だ。小久保監督も「素晴らしいピッチング。大津がよく頑張った」と最敬礼だった。チームは連敗を2で止め、負けていれば今季初の首位陥落の危機も、背番号19が納得の106球で救った。



