阪神藤川球児監督(45)が、若き1番にさらなる伸びしろを感じ取った。
阪神は16日の広島戦に勝利し、3連敗を阻止。首位ヤクルトとのゲーム差を1に縮めた。
先制の好機をつくったのは、1番の阪神高寺望夢内野手(23)。初回に広島森下の147キロ直球を右前に運ぶと、次打者中野の初球で二盗に成功。佐藤の適時打で先制決勝のホームを踏んだ。
この日はプロ2度目の猛打賞に加え、1試合2盗塁にも成功。不動の1番だった近本光司外野手(31)が、4月下旬に左手首骨折で離脱。この日で11試合連続で「1番中堅」を務めた若虎に、指揮官は「もちろん素晴らしいですね」とたたえつつ、さらなる成長を願った。「ただ、まだまだ課題も出るしね。ゲームに出ながら学んでいくということを、通らないといけないでしょうね。まだまだ頑張ってほしいですね」。ポテンシャルを知るからこその期待の言葉だ。
「甲子園らしい戦い方ができればなとは思ってスタートしましたけど、高寺が先頭でいいヒットを打ってくれて、少しこちらにもアドバンテージが取れたかなと思います」。奮闘中のリードオフマンの存在感は日に日に大きくなっている。



