ロッテが今季8度目の完封負けで、4月4日以来の勝率5割復帰を逃した。先発のルーキー毛利海大投手(22)が、5回5安打2四球ながら4三振で無失点と粘りの投球。6回1死で打席が回り、代打井上と交代した。ところが6回、2番手で登板した高野が、先頭の増田に決勝本塁打を浴びた。

89球で毛利を交代した決断に、サブロー監督は「どうかな。難しいところですけど、あまり(投球内容は)良くはないんで。まあ、その辺が限界かなと思って代えましたけど」と振り返った。打席が回ってきたことも交代の要因となっただけに、セ・リーグの本拠地で行う交流戦ならではの戦術選択でもあった。

打線が散発4安打と振るわなかった。走者が二塁を踏んだのも8回だけと、ヤクルト3投手の継投に抑え込まれた。サブロー監督は「ええ当たりは、いっぱいあったんですけどね。正面を突いたりしてたんで。あとはポイントかな」と話した。7回に西川、ソトが中越え安打となってもおかしくない大飛球を打ったが、中堅手モンテルの好守に阻まれた。勝てば4月29日以来の4位浮上だったが、打線の沈黙が響いた。

▼ロッテ毛利(明大時代にプレーしていた神宮で5回無失点)「しっかりゲームは作れたかなと思います。もっとストライク先行で行けたらもうちょっと良かっですが、とりあえず全部0を並べられたのは良かった」