チーム投手最年長右腕・中日涌井秀章投手(39)が、今季初登板、初先発。5回を投げて4安打1失点と試合をつくり、降板後は「逆転を願います」とナインに託した。
初回に桑原へ四球を与えたものの、前日6日に逆転3ランを放った4番ネビンを右邪飛に打ち取り、無失点の立ち上がりをみせた。
その後も安定した投球を続け、2回、3回はともに3者凡退。4回には先頭の滝沢に左前打を許してこの日初めての被安打となったが、続く桑原、ネビン、渡部を抑え、4回までスコアボードにゼロを並べた。
対する相手先発の新助っ人ワイナンスも好投し、両投手による投手戦が展開された。
だが5回、先頭の長谷川に三塁手の頭上を越える左翼線二塁打を浴びると、続く柘植、源田に連打を許して先制点を献上。さらに無死一、二塁からワイナンスに犠打を決められ、1死二、三塁とピンチが広がった。それでも涌井は、続くカナリオを147キロ直球で一邪飛に打ち取ると、最後は滝沢をこの日の最速149キロ直球で遊ゴロに仕留め、最少失点の1点で切り抜けた。
涌井は今季初昇格。オープン戦では好投を続けたが開幕ローテーション入りは果たせず、ファームでは11試合に登板して2勝5敗、防御率5・24。直近では5月30日の楽天2軍戦で5回3失点(自責2)と好投していた。



