西武栗山巧外野手(42)の最終章が始まる。27日は午前9時からの2軍練習に参加。全体でのウオーミングアップで汗を流し、スローボールのマシンなどで打撃練習を行った。前日26日に2軍戦で頭部死球を受けたが、この日はあらためて「そこについては大丈夫です。問題ないです」と自身の口から説明した。
この日は2軍関係者たちにあいさつする姿もあった。30日の楽天戦(ベルーナドーム)での引退試合を控え、28日から1軍練習に合流する。即時の出場選手登録はないもようで、引退試合特例で30日に出場する可能性が高まった。9カ月前の昨冬、日本球界では異例となった「1年後の引退表明」をした。打撃探求はプロ25年目も続け、最近では低反発の金属バットを試すシーンもあった。
栗山自身が「締めくくり」と表現した引退試合が迫り、球場周辺などでもこの日、一気に装飾が進んだ。西武鉄道池袋駅のボードには「最後だからではなく、いつもと変わらずその打席を迎えたい」と直筆で記した。21世紀の初め、背番号52で始まった長旅。通算2152本目の安打は生まれるか。25年間の「PR1DE」を示す。【金子真仁】



