22日のドラフト会議で、阪神は掘り出し物にも目を光らせている。球団として年々関係を深めている独立リーグに今年も好素材が多数いる。中でも四国IL徳島の山下健信投手(22)はこの1年で大きく評価を上げた。興国、関大と大阪で球歴を重ねた最速152キロ右腕。奪三振能力が高く、6月の阪神2軍戦でも1回で3三振を奪ってみせた。徳島にはほかにも155キロ右腕の荒木誠也(24)ら好投手がひしめく。

今季抑えに大抜てきされた工藤泰成投手(24)も、徳島から24年に育成1位指名を受けた。全国の独立リーグの中でも能力が高い選手が集まっており、投手の醸成力には定評がある。

同じ四国ILの愛媛でプレーする右腕、山田空暉投手(22)は屈指のドクターK。今季は2年連続リーグ最多奪三振と初の2ケタ10勝をあげた。愛知・愛工大名電では甲子園8強。さらに香川の田中大晟投手(22)にも熱視線を送っている。高知では最速152キロの左腕・渡辺都斗投手(24)にも注目しており、山下と同じくSGLでの阪神戦に登板して球団関係者が直接チェック。高知は藤川監督ら球団OBも多数在籍している。

阪神は状況によって、支配下での指名も検討する。昨年、育成で契約した大卒右腕の神宮は故障がいえた7月に支配下になり、ブルペンを支える存在にまでなった。ともに育成入団だった工藤、神宮らに続く原石の指名は十分あり得る。

◆山下健信(やました・けんしん)2003年(平15)11月14日生まれ、大阪府大東市出身。南郷中で生駒ボーイズに所属。興国では捕手として3年夏に大阪大会準V。大阪桐蔭にサヨナラ負け。関大で投手に再転向し3年秋に初勝利。今季から四国IL徳島。23試合で防御率1・35。182センチ、87キロ。右投げ右打ち。

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