中日の宮前岳巳トレーニングコーチ(43)が2日、神宮球場での試合前練習で右額部分にボールを当て、救急車で東京都内の病院に搬送された。CTによる精密検査の結果、異常なしの診断で、そのまま宿舎で静養した。外野でキャッチボールをしていた選手の送球がコーチのグラブをはじき、付近にいた宮前コーチを直撃したもの。同コーチは外野から担架で運ばれる際も「お騒がせして申し訳ない」としっかりした口調で話し、軽傷を強調していた。