10日にTBS系で生中継された「WBC2023 日本VS韓国」(午後6時)の関東地区の午後6時から97分間の平均世帯視聴率が25・1%(平均個人視聴率は15・0%)、同7時37分から223分間の平均世帯視聴率が44・4%(同28・9%)でWBC歴代世帯最高視聴率を記録した。13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

過去のWBCの世帯視聴率トップは日本が初代王者となった2006年(平18)の第1回大会決勝、キューバ戦で当時は43・4%だった。

金曜日のゴールデンタイムで、ライバル韓国戦ということから注目が集まった今年の日韓戦は、エース・ダルビッシュ有投手が先発。効果的な適時打や守備のファインプレーなどでチームを引っ張ったラーズ・ヌートバー外野手(25=カージナルス)の活躍などもあり、ライバルに大勝した。

週末の日本列島はWBC日本代表の一挙手一投足に視線が注がれた。その後のロッテ佐々木朗希投手が先発した11日のテレビ朝日系で生中継された「日本VSチェコ」(午後6時30分)の平均世帯視聴率が、43・1%(関東地区、速報値)、平均個人視聴率は28・7%。

12日にテレビ朝日系で生中継されたオーストラリア戦(午後6時34分)の平均世帯視聴率が43・2%(関東地区、速報値)、平均個人視聴率は28・7%。この試合では、大谷翔平選手が初回の第1打席に特大の先制3ランホームランを放った。

9日の中国戦の関東地区世帯視聴率が41・9%を記録。WBC第1ラウンド全4試合で世帯視聴率40%を超す異例の数字だった。