W-1は19日、都内の事務所で元チャンピオンシップ王者船木誠勝(46)の今月30日限りでの退団を発表した。また、TAJIRI(44)も今後はスポット参戦契約となることを同時に発表。高木CEOのもと進められる経営見直しで、団体を支えてきたビッグネームが去ることになった。

 会見に社長の武藤敬司とともに出席した船木は「2015年の契約更改を会社と話し合いを持って、条件の折り合いが付かず退団することになりました」と経緯を明かした。交渉は高木CEO、武藤社長と続けてきたが、会社側が求める待遇面などの変更に、09年の現役復帰から全日本、W-1と武藤を支えてきた船木も世代交代の波を感じ、退団を決断した。武藤は「出会いがあれば別れもある。肉体と一緒で新陳代謝も必要」と寂しそうに話した。

 前日の後楽園大会では、若手で目をかけて指導してきた黒潮“イケメン”二郎が、武藤戦で会場を沸かせた。「昨日のイケメンの試合で安心して出ていけると思った。自分も50歳まであと4年、やってない選手ともやりたい」という。今後は、自身初のフリーで、新たな戦いを求めていく。今日20日のW-1千葉・富津市大会が、同団体でのラストマッチとなる。【桝田朗】