今月限りで新日本を退団し、米国最大の団体WWE入りする前IWGPインターコンチネンタル王者中邑真輔(35)が、30日の後楽園大会で、涙でファンと仲間に別れを告げた。メーンの壮行試合6人タッグで、苦楽をともにした棚橋らと対戦。最後まで観衆を魅了し、試合後オカダ・カズチカら同じユニットCHAOS(ケイオス)の仲間のサプライズ登場に、感極まった。
「オカダ、あとは頼んだぜと言いたい。あとは任せたと言えるやつがこんなにもいる。自分は潔く、行ってきますと言える」。長年、ともに戦ってきた仲間との激しくも楽しい21分48秒の後で、中邑は言った。夢にまでみたWWEでの戦い。その決断を後押ししたのは、棚橋やオカダ、石井、柴田といった6人タッグで戦ったメンバーがいたからだった。
今後のスケジュールは明らかにされていないが、2月中に米国に渡りメディカルチェック、就労ビザの取得、そして契約となる見込み。中邑がデビューする4月1日の育成団体NXTテイクオーバー大会は、WWE最大のイベント、レッスルマニア(同3日)が開催される週に行われ、全世界生中継される。日本の中邑が、世界の中邑になる。【桝田朗】

