昨年11月に全日本プロレスを退団し「王道」を設立した曙(46)が1日、東京・六本木のハードロックカフェ東京で4月20日に後楽園ホールで旗揚げ戦を行うと発表した。

 曙はメーンの6人タッグで王道所属となった太陽ケアに浜亮太(W-1)を迎え、田中将斗、関本大介、岡林裕二組と対戦する。

 太陽ケアは世界タッグを取った時の、浜はアジアタックを取った時のパートナー。「これこそ王道。分かりやすい。この対戦カードを見るだけで、王道チームがやばいんじゃないかというカードになっている。どうしてもこの試合がやりたかった」と曙は説明した。

 当日は6試合を予定。故ジャイアント馬場さんの掲げた「王道」を会社名にした曙は「わかりやすいプロレスを見たいファンもたくさんいる。昔のプロレスファンのためにも頑張っていきたい。かっこいいも大事だが、強いなというものを見せたい」と抱負を話した。

 今後は他団体の協力を仰ぎながら、2カ月に1回程度の開催を目指す。また、地方興行にも意欲をみせていた。