K-1 55キロ世界王者・武尊(24=K-1ジム・チームドラゴン)と、小沢海斗(23=K-1ジムEBISU小比類巻道場)が23日、都内で3度目の火花を散らした。

 この日、「K-1 WGP 2016」(24日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)の公開計量・記者会見が都内ホテルで行われ、57キロ契約のスーパーファイト(ノンタイトル戦)で対戦する武尊と小沢も登場した。

 Krush58キロの初代王者が武尊で、武尊が返上した王座についた2代目現王者が小沢という構図。4月29日の会見、5月21日のファン大決起集会で乱闘寸前となった。そのため、この日は計量後と会見前のツーショット撮影は主催のK-1実行委員会の判断で回避された。

 しかし、この日も会見では小沢のかみつきに武尊が切れるというパターン。小沢が「明日は俺が成り上がるための試合。みんな楽しみだろうが、俺が一番楽しみ」というと、武尊は「この2カ月、めっちゃストレスをかけられた。明日は小沢選手をぶっ壊す」と応戦していた。