総合格闘技のRIZINは14日、都内で会見を開き、無差別級トーナメント大会(29、31日、さいたまスーパーアリーナ)に出場する予定だったヴァンダレイ・シウバ(40=ブラジル)の欠場を発表した。シウバは29日の準々決勝で、かつてPRIDEで名勝負を演じたミルコ・クロコップと対戦が予定され、これが今大会の目玉カードだった。しかし、対戦決定後の5月に米国で交通事故に遭い、肩を手術。その回復が遅れていたという。

 11月に、シウバのいるブラジルで話し合ったという榊原信行実行委員長は「3日間シウバと話した。本人は試合をすると言ったが、家族やドクターからのOKが出なかった。来年、RIZINのリングで2人が万全の状態で試合をすることを約束する」と語った。シウバの代わりにクロコップと戦う選手は、19日か20日にも発表されるという。