IWGPタッグ王者のEVILが存在感を発揮した。

 6日に控えたオカダ・カズチカ、後藤洋央紀組とのタイトルマッチを前に、コンビを組むSANADAも含めた、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」対「CHAOS」の5対5のスペシャルイリミネーションマッチに登場。串刺しローリングラリアットやトラースキックなど、キレ味鋭い動きを見せると、見せ場は最終盤。

 1対2の劣勢から、まずは後藤に鉄ついを下す。場外から持ち込まれたパイプ椅子を首にかけ、それを別のパイプ椅子で殴り飛ばすと、ラリアットで場外に落として失格に追い込む、この日は技がさえるYOSHI-HASHIと1対1の状況になると、最後はラリアットを巧みにかわして、カウンターの得意技EVIL(変形大外刈り)でマットに沈めた。

 試合後にはオカダ、後藤組を挑発。マイクを握ると「明日、このIWGPタッグを、EVIL、そしてSANADAが、きっちり防衛して、このベルトの価値を爆発的にあげてやる。よく覚えとけ!」とたけり叫んで、大歓声を浴びた。