無敗を続けるアスカ(36)が、26日のPPV大会エリミネーション・チェンバー(米ラスベガス・T-モバイルアリーナ)で大型レスラーのナイア・ジャックス(33)とシングル再戦することが決まった。ロウのカート・アングルGMから発表された。

 身長183センチ、体重123キロのジャックスとは先月15日のテキサス大会で対決。途中までパワーで押される苦戦の展開で、アクシデントによる相手左足負傷のレフェリーストップで勝利する不完全な決着となっていた。アスカが負けた場合、4月8日のレッスルマニア34大会の女子王座戦にジャックスもアスカとともに挑戦者として加わる権利を得られるという。

 試合決定後、アスカは「ナイアジャックス? ハァー? わし誰やと思うてんねん。アスカやで。1回も負けたことない。しかもロイヤルランブルで優勝しました。サバイバーシリーズでも勝ちました。誰やと思うてんねん。ナイア・ジャックス、私に1回も勝ててへん。誰がきてもかまわへんねん。誰も私に勝たれへんのじゃ」と不敵な笑みを浮かべた。

 また、この日の興行ではベイリー(28)とシングル激突。グラウンドの攻防から場外でベイリーのヘッドシザースを浴びると、アスカもヒップアタックで反撃。ミサイルキックなどを回避されて劣勢になったものの、ベイリーの動きに合わせ、飛びつきでの腕ひしぎ逆十字固めの関節技でギブアップを奪った。