WWEユニバーサル王者ブロック・レスナー(40)が、UFC復帰する可能性が高まった。2月28日(日本時間3月1日)に米メディアが報じたもので、UFCデイナ・ホワイト社長が元ヘビー級王者レスナーの復帰について「とても、とても、とてもグッド」と近い未来にレスナーがオクタゴンに戻ってくることを示唆したという。

 レスナーは2月26日のWWEロウ大会(米ラスベガス)に登場する予定だったが、急きょ欠場。25日のPPVエリミネーション・チャンバー(米ラスベガス)当日には同じラスベガスに滞在しながら、UFCのホワイト社長と一緒にいたとされていた。WWEとの契約が終了間近となっており、契約延長を交渉中だ。

 レスリング出身のレスナーは02年にWWEデビューし、5カ月後にはヘビー級統一王座を獲得した。04年に退団し、NFLに挑戦。新日本プロレスにも参戦し、IWGP王座も獲得した。08年からUFCに参戦し、UFCヘビー級王座を獲得。12年にWWEロウに復帰したものの、16年にUFC200大会に電撃参戦。マーク・ハントに判定勝ちしたが、ドーピング検査で陽性反応が検出。試合はノーコンテストに変更された。昨年4月にはWWE最大の祭典レッスルマニア33大会に出場し、ユニバーサル王者ゴールドバークに挑戦し、ベルト奪取していた。