プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31=大橋)が29日、WBC独自ルールの試合7日前計量をクリアした。

5月6日に東京ドームで行われるWBC世界同級1位ルイス・ネリ(29=メキシコ)との防衛戦に向けたWBC規定の計量として実施されたもの。同日に所属ジムの大橋秀行会長(59)がSNSで57キロだったと報告し、リミット(55・3キロ)より3%以内(56・95キロ)の上限をクリアした。

体重超過による試合中止や急激な減量による選手の体調不良を未然に防ぐため、WBCは体重管理を強化。試合の30日前にリミットの10%、14日前に5%、7日前に3%以内を上限に定めている。