日本ミニマム級1位森且貴(24=大橋)が再起戦を飾った。パリニャ・カイカンハ(28=タイ)とのライトフライ級8回戦に臨み、6回2分54秒、TKO勝ちを収めた。ラウンドを追うことにギアを上げた森は6回、左ボディーを効かせて前に出ると、左右のボディーをねじ込んで後退させた。最後はロープ際に追い込み、連打を続けてレフェリーストップ勝ちとなった。

昨年11月、日本ミニマム級王者高田勇仁(ライオンズ)に挑んで判定負けして以来、約8カ月ぶりのリングだった。昨年7月の木村彪吾(グリーンツダ)戦以来、約1年ぶりの勝利でもあった。森は「結構、久しぶりの勝利。もうちょっとで勝てると、久しぶりに良い夜を過ごせると打ち合いました」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

KO勝利も21年7月以来、約2年ぶりだった。森は「KO勝ちで、自分はそこにプロとしてこだわらないといけない。崩れたところもあったけれど(パンチを)まとめて倒せました」と手応えも口にした。今回はライトフライ級のウエートだったものの、主戦場はミニマム級。3度目の日本王座挑戦を目指し、今秋の同級挑戦者決定戦を見据えながら「しっかりミニマム級でやるつもり。勝っていけばチャンスを与えてもらえる環境にいさせてもらっている。勝ってチャンスを待つだけです」と決意を新たにしていた。