新日本プロレスは3日、都内でIWGPジュニアヘビー級王座戦(4日、後楽園大会)の調印式を開催した。王者エル・デスペラードが挑戦者のクラーク・コナーズ(31)に対し「プロレスが持ってる暴力というファクターを大きく見せる」と“バイオレンス宣言”した。

この試合は挑戦者の要望でハードコアマッチ(凶器の使用、反則技などが許される試合形式)で行われる。この日の調印式で「王者としての最後の夜を楽しめよ」とコナーズから挑発されたデスペラードは、今回のハードコアマッチがファンが心ときめくようなものにはならないと断言した。

デスペラードは「基本的に俺は鈴木軍の時と何も変わってないんですよ、中身は。今プロレスを広めるために楽しい部分だとか、ハッピーな部分を大きくピックアップして発信していってるけど。ことこいつ(コナーズ)に関しては、プロレスが持ってる暴力っていう1番大事なファクターを大きく見せることになると思います」と言い切った。

その上で「なので、この試合を見たから『うわあ、すげえ』ってプロレスが広まっていくかと言ったら、そんなに広まらないと思う…ただし、今までプロレスを見てきてくれた人が、やっぱりプロレスってのは、ちゃんとおっかねえもんだよなって、もう1回認識する試合になるだろうな」と話し、自身のもつ暴力性を解放して戦うことで、本来プロレスが持つ怖さを表現すると説明した。

一方コナーズは「誤解しないでほしい。デスペラード、お前のことをリスペクトしていないわけじゃない。お前のすべてをリスペクトしている。自分自身をお前の中に見いだすことだってある。だから、お前のことが大嫌いなんだ」と話し、自分に似た部分を感じるというデスペラードをたたきのめすことを誓っていた。