プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が6日、横浜市の所属ジムで「名古屋決戦」に向けたスパーリングを打ち上げた。14日に名古屋のIGアリーナで元2団体統一同級王者で現WBA世界同級暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との対決を控え、東洋太平洋フェザー級王者中野幹士(30=帝拳)との5ラウンドのスパーリングを消化。アフマダリエフ戦に向けた総スパーリング数は120ラウンドに到達した。

今回の練習パートナーは通常以上に豪華だった。アフマダリエフにプロ唯一の黒星をつけ、井上自らも23年12月に対戦経験がある元WBAスーパー、IBF世界同級王者マーロン・タパレス(33=フィリピン)を迎えて約1カ月間、拳を交えた。また中野に加え、WBOアジア・パシフィック同級王者の藤田健児(31)、WBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王者の村田昴(28)、日本バンタム級王者の増田陸(27=すべて帝拳)というサウスポーの世界上位ランカーたちと実戦練習を積んできた。

所属ジムの大橋秀行会長(60)は「今回はパートナーのレベルの高さ、スパーリングの出来、すべて最高の出来で終了しました。試合が楽しみでしかありません」と報告していた。