「本命」の横綱白鵬(31=宮城野)がついに、優勝争いで単独トップに立った。

 前日は全勝で突っ走ってきた稀勢の里(29=田子ノ浦)、この日は1敗で並んでいた豪栄道(29=境川)の両大関に、全く相撲を取らせぬ完勝だ。

 連日の気合に満ちた白鵬の相撲に八角理事長(52=元横綱北勝海)も「気合が入っていた。(両大関には)もうちょっと何とかしてほしかったけど(白鵬からすれば両大関に)“そうはいかんぞ”という気持ちだったのだろう」と胸中を察するように話した。優勝争いは「白鵬に流れが傾いている」と指摘。2敗に後退した稀勢の里には「負けた次の日が大事。白鵬に“負けたら優勝決定戦になる”というプレッシャーを与える意味でも、きっちり1差でついていってほしい」と、優勝争いが最後までもつれることを期待した。