初日から休場しているカド番の大関安青錦(22=安治川)が、途中出場せずに今場所全休することを決めた。師匠の安治川親方(元関脇安美錦)が「様子を見て止めました。土俵に下りて稽古しているけど、安青錦らしい相撲が取れない。無理はさせられない」と話した。
安青錦は3月の春場所で7勝8敗とし、今場所はカド番で迎えていた。春場所後の検査で左足小指の骨折が判明。安治川親方によると、尾てい骨も骨折していたという。徐々に回復していたが、5月6日の出稽古で負傷し、「左足関節捻挫、左足関節外側靱帯損傷で約3週間の加療を要する見込み」との診断書を提出して、初日から休場していた。
現在、左足小指と尾てい骨の骨折は回復したが、左足首が万全でないという。
これで7月の名古屋場所は関脇に陥落する。新大関から在位3場所での陥落は名寄岩、三重ノ海と並び昭和以降2番目の短さ。安青錦は名古屋場所で2桁以上を挙げれば、大関に復帰できる。安治川親方は「2桁じゃなく、優勝を目指している。優勝するために休んだ」と話した。
今場所後30、31日に予定する大山親方(元小結北勝富士)と桐山親方(元関脇宝富士)の引退相撲や、6月のパリ公演も参加する予定。いずれも名古屋場所の番付発表前のため、「大関安青錦」としての参加になる。

