小結栃煌山(29=春日野)が、大関照ノ富士(24=伊勢ケ浜)を破り、3勝目を挙げた。

 もろ差しになって攻め続け、最後は左から押し倒すように、巻き落としを決めた。「記憶にないです」と言うように、自身初の決まり手で大関撃破に成功。「下から下から攻め続けたのが良かった」と振り返った。

 同学年で小学生時代からのライバルだった大関豪栄道(30=境川)が8連勝で優勝争いを引っ張る展開。「追いつける星(勝数)じゃないけど、自分も気合入れてやっていきたい」と、奮起を誓った。