大相撲の白鵬(33=宮城野)と鶴竜(32=井筒)の両横綱が、母国モンゴルの文化と触れ合って英気を養った。

 白鵬は5日、若い衆に11勝2敗と好調維持の稽古後、都内で行われたモンゴル祭り「ハワリンバヤル」に参加。4月に亡くなった父ジジド・ムンフバトさんにささげる30秒間の黙とうも行われた。白鵬は「聞いていなかったのでびっくり。うれしいですね」と感謝。夏場所(13日初日、東京・両国国技館)の活力を得た様子だった。鶴竜も「モンゴル相撲を見て、自分も頑張るぞという気持ちになった」と笑顔で話した。