大相撲の横綱白鵬(34=宮城野)が、本格的な稽古再開は元号が令和となる来月以降となる見通しを明かした。

26日、東京・青梅市で行われた巡業に参加。朝稽古では、痛めている右上腕の動きを確かめながら曲げ伸ばしする運動などを繰り返した。

今回の巡業では土俵下での基礎運動や土俵入りは行っているが、相撲を取る稽古や取組はなし。「下半身は出来上がってきている。でも右腕は(断裂した筋が)くっつくことはない。巡業の帰りに病院で診てもらってから」。29日の巡業最終日まで相撲は取らず、30日も夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)の新番付発表で稽古はない。平成のうちに相撲を取ることはなさそうだ。