「鉄人」がまた1つ、偉大な記録を樹立した。関取衆最年長で西前頭9枚目の玉鷲(41=片男波)が、通算幕内出場回数を歴代1位に並ぶ1470回とした。この日は元大関正代(34=時津風)に敗れて初日から3連敗。大記録に花を添えることはできなかった。
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勝った正代は、ユニークな言葉で、玉鷲の偉業を表現した。
「玉鷲関が衰えていたら、頑張っているなと思うが、衰えてないじゃないですか。体の張りも。41歳が頑張っているなと思わない」と説明した。
正代にとって玉鷲は、師匠の時津風親方(元前頭土佐豊)と同じ年齢差。「師匠が7つ上なので、師匠と戦っているような」。
その上で「玉鷲関のせいで、僕も今年35歳なので、若い方じゃない、引退とかもあるじゃないですか。でもあの人のせいで、あまり心配されない。あの人のせいで」と「せいで」を3度繰り返した。
「すごい記録じゃないですか。記録の日に対戦出来て、光栄だし、まだまだ伸ばしていかれると思う」と口にしていた。【益田一弘】

