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初舞台見送り宝塚106期生 夢のつづきと収束祈る

宝塚歌劇団には毎年、約40人が新入団する。24日は、今年入団の106期生が初舞台を迎えるはずだったが、例年の“春の風物詩”はない。兵庫・宝塚大劇場では毎年、新入団生が、同期そろって「最初で最後の仕事」でもあるラインダンスを披露してきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、予定公演の初日幕開けは見送られた。

通年上演をしている宝塚歌劇も6月末までの中止を決め、退団者の日程も変更となった。阪神・淡路大震災があった95年以来のできごとで、今回は東京宝塚劇場も中止が続き、このような休演は、戦後例がない。

静まりかえる花のみちと移転開業が遅れている宝塚ホテル
静まりかえる花のみちと移転開業が遅れている宝塚ホテル

宝塚駅から宝塚大劇場へ続く「花のみち」には、遅めの桜が残り、大勢のファンらでにぎわう予定だったが、寂しい光景に。

また、花のみち沿いへ移転し、今春オープン予定だった新装「宝塚ホテル」も、すでに工事は終了しているが、開館日は延期に。もともと、この時期にはオープン予定ではなく、当初は5月14日開館の方針だったが、6月21日への延期が発表されていた。

大正生まれの旧館はすでに閉められた。阪急阪神ホテルズ(大阪市北区)によると、新館は、観劇客にも、その余韻を味わってもらうよう「夢のつづき」をコンセプトに作られている。

この日、同ホテル担当者は、6月21日に延期された開館日について「今後の状況を見て、さらに変更する可能性もゼロではない」とも。新型コロナウイルスの収束状況を見つつの判断になるが、夢のつづきが見られる日を願い「1日も早い収束を祈るしか…」と話していた。【村上久美子】

静まりかえる宝塚大劇場と奥は移転開業が遅れている宝塚ホテル
静まりかえる宝塚大劇場と奥は移転開業が遅れている宝塚ホテル
静まりかえる花のみちと移転開業が遅れている宝塚ホテル
静まりかえる花のみちと移転開業が遅れている宝塚ホテル

 ◆村上久美子(むらかみ・くみこ) 大阪(泉州)生まれ。91年入社。関西の芸能社会を中心に取材。吉本興業、宝塚歌劇、短期間ながら阪神タイガースと、関西発の3大ホットコーナーをはじめ、NMB48まで、取材歴は20年以上。

 ◆松浦隆司(まつうら・たかし) 大阪生まれ。92年入社。関西を中心にスポーツ紙の社会面担当としてエロから政治まで、ダークサイドも含め取材歴は20年以上。和歌山毒物カレー事件、橋下徹前大阪市長は茶髪弁護士時代から取材。

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