乃木坂46秋元真夏(26)が、キャプテンとしてグループの未来を考察します。特に注目しているメンバーの1人として3期生の梅澤美波(21)の名を挙げ、期待する理由や舞台裏のエピソードを明かしました。【横山慧】

乃木坂46キャプテンの秋元真夏。控えめな発言の中にもグループを思いやる熱い気持ちと芯の強さをひしひしと感じました(撮影・垰建太)
乃木坂46キャプテンの秋元真夏。控えめな発言の中にもグループを思いやる熱い気持ちと芯の強さをひしひしと感じました(撮影・垰建太)

4月以降、絶対的エース白石麻衣(27)や井上小百合(25)の卒業を控える。「『後輩たちもメインに置いた乃木坂46』を定着させることが大事だと思います」と話す秋元の注目メンバーの1人が、梅澤だ。「個人的には今、梅ちゃんをすごく信頼しています」と言い切る。今年2月にナゴヤドームで行われたデビュー8周年バースデーライブのリハーサルなどでの姿勢が目に留まったという。

「3期生や4期生は、初めて踊る曲も多くて大変だったんです。振り入れ(振り付け練習)とかで、すごく細かいところで、ちょっと違う部分があった時、梅ちゃんが気付いたんですよ。結構な人数のメンバーがいたんですけど、みんなにちゃんと『ここはこうだと思うよ』って教えてあげたりしていて。引っ張ってくれていました。すごく頼れる存在です」

乃木坂46秋元真夏(撮影・垰建太)
乃木坂46秋元真夏(撮影・垰建太)

今年1月台北アリーナで行われた台湾公演でも、楽屋での梅澤の立ち居振る舞いがうれしかったという。

「普段だったら、3期生は3期生で固まって座ることが多いんですけど、梅ちゃんはわざわざまつ(松村沙友理)とかまいちゅん(新内眞衣)とか、私たち1、2期生のお姉さんメンバーのところに座ってくれたんですよ。梅ちゃんがここに座るのめっちゃ珍しいなと思っていました」

ライブ中のトークで、梅澤は「最近お姉さんメンバーの方々と話したいと思っていて、今日はそこ座っちゃいました」と笑顔で明かしていた。「乃木坂って、先輩も後輩も控えめな子が多いので、梅ちゃんが私たちの輪の中に入ってきてくれたのがうれしかったです。今までは1、2期や3、4期の中では上下の絡みも結構あったけど、そこを飛び越えて、3期生から1期生に絡みにきてくれたので」と喜んだ。

乃木坂46秋元真夏(撮影・垰建太)
乃木坂46秋元真夏(撮影・垰建太)

◆秋元真夏(あきもと・まなつ)1993年(平5)8月20日、東京都生まれ。埼玉県出身。愛称「まなったん」「真夏さん」。必殺技の「ずっきゅん」でファンのハートを射止める。高校では料理部長だった。154センチ。血液型B。

(3月31日付紙面に掲載したものです)