8月22日に富士山麓でオールナイトライブを行う長渕剛(58)が21日、静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社の本殿で、新曲「富士の国」の奉納演奏を行った。「初めての体験」の奉納を終えると、「富士の女神たちと心がスーッと通った気がした。22日は絶対にうまくいく気がする」と笑顔を見せた。
奉納後は、境内に集まった約1000人を前に無料ライブを実施した。「やるかっ」「おー」「やるかっ」「おー」のやりとりでファンを鼓舞し、「乾杯」「富士の国」など7曲を歌唱。ハーモニカを使って即興の歌まで披露した。「本番まであと62日しかない。みんな、体を鍛えておけよ」「9時間歌うぞ。おれは命をかけているんだ」。1000人は何度も拳を振り上げた。
04年に故郷の鹿児島・桜島に7万5000人を集めたオールナイトライブから11年。「暗闇の中で自分自身を探そう。何かが変わるかもしれない。みんなで幸せになろう」と、再び夜を徹して歌う意味を訴えた。
1200年の歴史を誇る同大社で現代歌謡曲の奉納は初めて。長渕の音楽史にまた新たな1ページが刻まれた。【松本久】



