オーストラリアに愛犬を違法に持ち込んだとして起訴されているジョニー・デップ(52)の妻アンバー・ハード(29)が現地時間の7日、裁判で無罪を主張し、争うことを発表した。現地の新聞ゴールドコースト・ブリテン紙が報じたもの。

 ハードはオーストラリア国内に2匹の愛犬を持ち込んだ際、虚偽の文書を当局に提出したなどの2つの訴因で今年7月、起訴となった。有罪となれば、最高で禁固10年の刑および多額の罰金支払いを科されることになる。

 ハードは声明の中で、弁護士に無罪を主張するよう指示したことを明かした上で、来年、裁判で争うことを宣言。さらに、「これらの告発に抗弁するという私の決断は、法廷でも明らかになる予定ですが、オーストラリアの法律の重要性を低める意図によるものではない」としている。

 同紙によると、ハードの弁護士は裁判の日程を来年3月まで引き延ばすよう求めたという。デップも裁判に出席するかどうかは不明とされている。ハードは7日にクィーンズランドにある下級裁判所で行われる審理に出廷する予定だったが、姿を見せなかった。裁判所関係者は同紙に、審理は今月15日まで延期になったと語った。

 ハードは今年5月、ゴールドコーストでシリーズ5作目となる最新作「パイレーツ・オブ・カリビアン: デッドメン・テル・ノー・テイルズ(原題)」を撮影中だったデップのもとを訪れた。

 しかし、自家用ジェット機で許可なく愛犬を持ち込んだとして、オーストラリアの農林水産大臣から、「48時間以内にカリフォルニアに送り返さなければ、2匹を安楽死させる」と言い渡された。デップ夫妻はただちに犬たちを自家用ジェット機でアメリカに送り返した。(ニューヨーク=鹿目直子)